Santōṣḥ サントーシャ 知足
Santōṣḥ (संतोष)サントーシャ 知足
Yogaを深く学ばれている方はご存知の方も多いのではないかと思います。
サントーシマ香先生の語源にもなってるのがこのサントーシャです。
英語ではcontentment, satisfactionなど、知足や満足を意味します。
Yogaの教えには、アシュタンガ=八支則(はっしそく)という8つの段階・行法があります。
Yogaの聖典、聖者Patanjali*パタンジャリが解いた「ヨガ・スートラ」の中に出てくるYoga哲学の基本的な教えの中の2つめのNiyama*ニヤマ 勧戒 日常生活で実践すべき5つの行いの中にサントーシャがあります。
-- Embracing this moment.
今を抱きしめて。
わたしの好きな英語のフレーズです。
生きていると色々な表れはあるけれども今この瞬間の恵みをまず抱きしめていくことがサントーシャであるとわたしは解釈しています。
今、どんなに苦しく思える状況でさえも、あるがままそれ自体で、すでに完璧であって、すべてはベストなことが起き続けている連続だというYoga の智慧を理解していくと、あれが足りない、これが足りない、そこに問題がある...もっともっとほしい...一難去ってまた一難という、いつまでたっても満たされないループから自由になれる良いアイディアだと思っています。
その満たされた土台の上に、もっと自分や周りの喜びのための努力や学び、調和的な欲求、成長があるといいですね。
サントーシマ香先生は 「ケーキを作るのに一生を費やして、一生ケーキを食べないで終わってしまう人生になってしまいます。」
「"Stop looking Start enjoying of your life." -探すのをやめて、人生をたのしみなさい。」
とサントーシャを教えてくださいました。
世界的ピアニストのフジ子・ヘミングさんは
「食べるものがちょっとしかなくても健康に生きることができるのに、人間はなんでもっともっとと人が持っているものを欲しがるのでしょう...神さまはいつも助けてくださっているのに、私たちはその恵みに感謝をしないといけない。」と言っています。
自分の中にすでにそこにある幸せをみつけて....生きていると色々な表れ、うまくいかないこともたくさんあるけれど、
生きているといろんなことがあるなぁ...と内側の静かな幸せの小部屋から眺めていけたらいいですね♡
今ある恵みに Om shanti love प्रेम ◡̈ॐ