摂食障害
一般社団法人日本摂食障害協会
理事長 鈴木 眞理医師
2019年から, 眞理先生と摂食障害を緩和するためのヨガ・アーユルヴェーダ講師として, お仕事をさせて頂いています。
眞理先生の患者さまやご家族に対する眼差しが温かく, 愛溢れる方です。眞理先生の元でお仕事させて頂けることが有り難く, 今年から私もフェローとして接触障害に悩む患者さまやご家族のための支援をさせて頂きます。
国立成育医療研究センターの調査では, コロナ流行前の2019年度と比較し, 2020年度では神経性やせ症の初診外来患者数が約1.6倍, 新入院患者数が約1.4倍に増加したことが判明しました。コロナ渦でのストレスや不安が影響していること, 摂食障害の病床数が不足していることも判明しています。
約半数が別の精神疾患を併存しており, 不安症, 強迫症, 気分変調症, アルコールや薬物依存。近年, 発達障害の併存や関連も注目されています。
摂食障害は, 軽症のものを含めると, 若い女の1割が神経性痩せ症や過食症などの摂食障害の症状を持っていると考えられています。
本来のYogaは, 肉体への執着から自由になって, 今ここに在る私に, 思いやりの心を手向け, 平静な状態へと導いていくものです。Yogaスタジオには本来, 他者と身体を比べるような鏡も置かれていません。
また, インド伝承医学Ayurvedaの視点では, Prakrit*プラクルティと言われる根本原質, 本来の調和に満ちた状態に戻して行くことを目的とし, 自然界の大きな流れの中で産み落とされたわたしの健やかさを大切にしています。わたしらしさが削ぎ落とされ, 社会文化的に定義された美しさのカタチになることではありません。
摂食障害が増えた原因はストレス要因が増えた事など色々かと思いますが, SNSの影響で, 他者と比較しセルフイメージが低くなること, 痩せていることでしか自身を承認できないことや, 自分の身体へのコンプレックスに過剰同一視してしまうようなものがあります。
あなたのままの良さを失わずに, どんなカタチでも私たちのすべての人の願い, ニーズである, 愛されていていることを感じていてほしいと真摯に願います💌
2022.6月に今年も世界摂食障害アクションディ
-World Eating Disorder Action Dayが開催されます。詳細は後でpostします🍃
-鈴木 眞理医師-
跡見学園女子大学心理学部臨床心理学科 特任教授
政策研究大学院大学名誉教授
総合内科専門医
内分泌代謝科専門医
日本医師会認定産業医
長崎大学医学部卒業後, 東京女子医科大学研修医を経て, 1985‘-1987年米国ソーク研究所に留学。
2002年より政策研究大学院大学保健管理センター教授2020年より現職
摂食障害の治療と研究に従事し, 家族会を主催。日本摂食障害学会理事 , 一般社団法人日本摂食障害協会理事長として, 厚生労働省や法務省の事業を支援。
日本心療内科学会学術奨励賞2014’
日本心身医学会池見賞2016’
内閣府「令和3年度女性のチャレンジ賞」を受賞
2022.4.13 眞理先生記事
https://neuromind.jp/suzukimari_eating_disorders/
You Tube
https://youtu.be/dhF68PKowkE
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breath in…
breath out…
smile to yourself.
stop looking, start living your life, blessings 𓁋𓁙𓁋𓁙
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