no-judgment
-No-judgment
Yogaでは, ある表層に現れた側面で相手や, 物事を色眼鏡でジャッジすることは真理ではないと説きます。実在を純粋なこころに映し出すViveka*ヴィヴェーカ識別智を持つことをpracticeしていきます。
また, 仏教でも-無分別と説かれております。
心理士をやっておりますと, 医師の診断や, 心理検査等をもとに他職種と連携協働し, 同じ色のメガネをかけて支援にあたりますが, しばしば, 違和感を感じることが多くあります。
フィンランド発祥の家族療法Open-dialogueでは, 診断名でものごとを考えてしまうと, ご本人たちの苦悩をちゃんと聞くことができなくなるため, 診断名は( )に括られます。
そして, ご本人を囲む, 家族や友人, 学校の先生, 同僚, 本人が呼びたい人を招き, 専門家2人以上を交え, 一人ひとりが尊重された対話を続けていきます。
著書の精神科医 森川 すいめいさんは,
「診断そして薬という一本の道以外のさまざまなものが見えてきます。」といいます。
Susan Forwardの名付けた毒のように子どもに悪い影響を与える親のことを, 「Toxic Parents 毒親」と呼ぶことに,
確かに!と思う反面, その言葉のもつ悪影響を感じた方はわたしだけではないと思います。
その他にも, その言葉だけで片付けられてしまいそうなものが多く存在しております。
小児精神科医 友田明美さんは, 「虐待サバイバー」の大人も, 心(脳)に受けた傷から生きづらさを抱えているため, 親のつらさをケアしなければ子どもたちを守れないと,
『虐待』
という言葉を使う際には注意が必要であること, 子育て困難な家庭からのSOSと捉え親の話をよく聞き, その情報をいろいろな機関に繋ぐことが大事といいます。
ストレスが高まると過剰同一視(over-identification)といって, 思考に囚われ極端な考えになりやすいものです。
つい相手を, 自分自身を100-0に
judgeしてしまいそうなときに,
視野を広げる何かになればと思いここに。
breath in…
out…
smile
rasa.
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