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複雑性トラウマ

以前にも紹介させていただいた,

Yogaセラピスト・臨床心理士

Dr. Arielle Schwartzアリエル・シュワルツさんの著書『複雑性PTSDの理解と回復』

  

 

-ハイジャックされる脳

「状態依存記憶」

ケアされずに残された心の傷。

いまここで起こった出来事や, ニュース, 怒っている人の声, 負の情動がトリガーとなって,

フラッシュバックのように幼少期の痛みを伴う記憶が蘇ったことはありませんか?

 

 

他者から傷つけられたこころのケガ(トラウマ)は

やがて内在化され, 自己批判として自分自身を傷つけるものになるといわれ

それは, 怒りや, 無力感, 慢性的倦怠感にも繋がり, DV, 虐待, ひきこもり等にも繋がり, 大切な人を傷つけてしまい, 自己嫌悪を感じてしまう悪循環になることもあります。

周囲にも理解されにくいものです。

 

本書では, self-compassion ありのままの自分自身を受け入れ思いやりを向けることも勧められておりますが,

先日, 作家のひすいこたろうさんが,

「〜なわたしを, 受け入れ, 認め, ゆるし, 愛しています。」

言霊のように何度も唱えることを勧めており,

本書のいう内容とも重なる素敵な言葉だなぁと思いました。

 

Self-compassionわたしを慈しむ思いやりは, 傷つきによって固く痩せてしまった大地に注がれる水のようなもの。泉の水は, 傷ついた個人を回復させるだけでなく, その土地に生きるすべての人の癒しの力になること。

こころのケガ(トラウマ)の痛みを抱えておられる方, セラピストの方へお勧めしたい本です。

breath in…

out…

smile

 

rasa.



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